モリンガの葉

モリンガについて

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“野菜”のようなモリンガ葉

モリンガの葉は、直径1~4cmの丸みをおびた形で、鮮やかな緑色をしています。
原産地インドで生まれた世界最古の伝統医学「アーユルヴェーダ」では、腫瘍の治療にモリンガ葉が使用されていたといわれます。

モリンガの葉はやわらかくて味は個人差があると思いますが、思ったほどクセが少ないので、生のまま食べれる方も多いと思います。私たちも収穫時期はサラダに入れたり、収穫しながら食べる事も。笑

モリンガが自生する地域でも料理にもよく利用されます。炒めもの、スープや煮込み料理、おひたし、サラダなど、葉物野菜と同じように使います。さらに、乾燥させてお茶として飲んだり、粉末にしてスムージー、ジュースにして飲んだりします。

まれに、モリンガを口にするとピリッとした刺激を感じる方がいます。
これは葉に多く含まれるイソチオシアネート類によるものです。
辛み成分の一種で、体の抵抗力を高める作用や抗菌作用があるといわれています。
イソチオシアネートは加熱にも比較的強く、短時間の調理なら壊れることなく摂取できます。 

「森のミルク」は新鮮さと加工がカギ

モリンガの葉は各部分のうち、多種多様な栄養が最も多く含まれている部分でもあります。
植物にもかかわらず、栄養素の含有量と栄養バランスのよさから「森のミルク」とも呼ばれ、途上国など飢餓に苦しむ地域では、新生児や授乳中の母親の栄養補給に利用されています。なかでもアミノ酸のBCAAといわれる成分(バリン、ロイシン、イソロイシン)は、母乳のバランスに非常に近く、授乳中のお母さん方がモリンガ茶を飲まれて、おっぱいの出がとても良くなったという報告をたくさん頂いています。フィリピンでは「母親の友達」と言われているのですが、うなずけますね。
また栄養豊富なので、自生地では家畜の餌や堆肥にも利用されています。もったいないですね!

モリンガの栄養を効率的に摂るなら、生の葉を食べるのが最もおすすめです。
ただ、モリンガは収穫した瞬間から、急速に水分を失います。またアミノ酸が豊富なため、収穫したとたんに発酵が始まってしまい、変質して栄養もどんどん減少してしまいます。
栄養が最も豊富な、新鮮な生葉を食べるには、栽培・自生している地域で食べたり、自宅で栽培することが一番です。

【2021.10.25追記】
しかし、それらはなかなか難しいこと。
そのため、日本ではモリンガの葉を手に入れる場合は、お茶やパウダーなど加工してある商品を選ぶことになりますが、大切な事は、
1・新鮮なうちに乾燥・加工されている事。
2・低温でなるべく栄養成分を壊さない優しい加工である事。
3・一般生菌数の数を1000以下/gまでコントロールする事。

 商品をお選びの際は1-3を満たしているか尋ねてみるのも良いでしょうね。
もちろん、私たちのパウダーは全てを満たしています。※2021年冬以降リリースの商品になります。
特に2,3の両立が難しく、私たちも3はクリアしているのですが、飲みやすさのためにやや高温で焙煎していたので2をなかなかクリアするのが困難でした。
ようやく美味しく、菌数も下げた自信のパウダーが出来たのでぜひお試しください。

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