3分でわかるモリンガ講座

モリンガって何?

モリンガはインド原産で、東南アジア、アフリカ、アメリカなど熱帯・亜熱帯地域に自生する植物です。生長がとても早く、熱帯では年に3~4回も葉を収穫できます。そのまま成長すると、高さが年間4~5mになります。あふれる生命力と豊富な栄養、利用価値の高さから「ミラクル・ツリー」「生命の木」「薬箱の木」とも呼ばれます。フィリピンでは、モリンガが民家の近くなど人が生活する場所で育ち、山奥では自生しないことから「さびしがりやの木」とも呼ばれる身近な存在です。

葉っぱから根っこまで世界中で愛されるモリンガ

モリンガはすべてが利用できる植物として知られています。
栄養豊富な葉や細長い果実は、食材として料理に使ったり、お茶やジュースになります。
白くかれんな花は香り高く、化粧品や香水に使われます。
種は水や土壌を浄化する作用があり、「天然の浄水器」として開発途上国への応用が期待されています。また種からとれるオイルはクレオパトラが愛用したといわれ、高級美容オイルとして人気があります。
高麗人参のような形の根は、少しピリッとした風味をもち、自生地では香辛料や食用として使われています。

豊富な栄養素を含むミラクル・ツリー

原産国のインドでは、5000年の歴史を持つ伝統医学アーユルヴェーダにおいて「300もの薬効がある」とされ、そのチカラは古くから知られていました。食物繊維、必須アミノ酸、ビタミン、ミネラルなど50種以上の栄養素を含んでいるのです。単一でこれほどの栄養素を含む植物はモリンガだけ。その豊富な種類と量から、発展途上国では「緑のミルク」とも呼ばれています。
モリンガひとつで豊富な栄養素をバランスよく補えることから、WHO(世界保健機関)はアフリカの貧困地域で栄養補給に利用したり、モリンガの栽培を推奨しています。不規則な生活や偏った食事を送る私たちにも、モリンガが大きな助けとなります。フィリピンでは、ミラクルな薬効から「マルンガイ(母親の親友)」と呼ばれ、2012年にはモリンガを国菜(ナショナル・ベジタブル)に認定し、国を挙げて普及につとめています。

地球をも救う可能性を秘めたスーパーフード

あふれる生命力をもつモリンガ。その生命力を支える光合成のために、モリンガは大量の二酸化炭素を吸収します。その量はなんと杉の約50倍! 水分の少ない環境でも育ちやすい強い植物なので、地球温暖化防止にも期待されています。
さらに、モリンガの種は水や土壌の汚れを吸着し浄化する力があることが分かっています。種の中に含まれるタンパク質が汚れを包み込み、沈殿させてしまうのです。
二酸化炭素を大量に吸収し、水を浄化する力をもつモリンガは、地球を救う大いなる可能性をもった“スーパーフード”です。

出すチカラと補うチカラ

モリンガ茶を飲んだ方から多く聞かれるのが「お通じがよくなった」というお声です。翌朝からすっきりした、という方もいらっしゃいます。老廃物を体外へ出す割合は、便75%、尿20%、汗3%、爪・髪2%といわれます。お通じは健康と美容に大きな影響を与えるのです。
モリンガの豊富な栄養素は、補うだけでなく、内側からのキレイを促進します。
たとえば、腸すっきりに欠かせない食物繊維はレタスの28倍、便秘薬にも利用されるマグネシウムは卵の35倍含まれています。老廃物を出し、体に必要なものを補う。2つのはたらきが同時にでき、栄養豊富で捨てるところがないモリンガはまさに「万能の木」なのです。